若いマレー人は英語が話せなくて、若いシンガポール人は、英語が話せる理由
こちらで、お友達になった、マレーシアマレー人のPさんと、ランチにいきました。
彼女は、日本の筑波大学に留学し、その後日本で5年働いていたので、日本語も流暢に話せて、母国語のマレー語、さらに、英語も話せるトリリンガル。
さらに、最近韓国語もできるらしい。
マレー人は、マクドナルドや、ジャスコで、働いているので、たまに話をする機会があるのですが、英語が全くわからない人も多くて、
どうして、pさんは、そんなに、英語も話せるのか疑問に思って聞いてみました。
すると、これは、歴史のお話になるのですが、
50歳の彼女の時代までは、学校教育が、英語だったそうです。
昔、イギリスの植民地だったから。
ところが、彼女より、したの学年から、全て、マレー語で指導することになったそうです。
だから、若い人ほど、英語ができないのだそうです。
逆に、シンガポールは、30年前くらいから、国の方針で、学校教育が、全て英語になり、
その為、シンガポール人は、英語が、流暢になったのです。
友人pさんは、英語ができたから、大学は、どこの国でも行けた、といっていました。
Pさんの意見では、マレーシア政府が、教育を英語からマレー語に変えたのは、間違えだったのでは、と。
母国語を英語としない国の中で、英語力ナンバー1の国は、シンガポール
そして、次が、パキスタン。
この、両国に共通するのは、
パブリックスクールの、言語が、英語であること。
日本の英語教育が、イマイチなのは、英語の比率が少なすぎるからなんでしょうね。
わたしが、日本を出て、一番滑稽にかんじたことは、
日本の中学校の世界地図の、国名が、カタカナで書かれていること。
Italy をイタリアと覚える必要ってないのでは?
Netherlandをオランダと覚える必要もないと思うのですが。
せめて、中学の、地図帳は、英語で表記するべきではないでしょうか。