インターナショナルスクール入試必勝法

2014-03-19 09:54:00
ジョホールに移住し、子供達がインターナショナルスクールにぶじ入学してから1年がたちました。
こちらに来る時の子供達の学年は、中2、中1、小学6年、小学2年。そして、1歳でした。

サッカーとアイススケートに明け暮れていた子供たちは、英語の学習は全くしていませんでした。
突然の父親の海外移住の提案を聞いた時、子供達は日本の公立に通うだけの、英語力ほぼ0状態でした。それで、よく挑戦したな、というかんじですが、たったの一年で、英米語学部卒の私のリスニング力とスピーキング力をさっさと追い抜いてしまいました。

(外大卒なんてなんの実力もないのですが💦)

こちらに来た時は、be動詞と一般動詞は、どう違うの?関係詞ってなに?現在完了って?なんて言ってた子たち。小学2年の息子に関しては、まだアルファベットも覚えていなくて、英数字も知らない状態でした。

移住してきた2012年11月、ジョホールバルに来て2週間後に試験を受けましたが、もちろん、塾に行ってから来てください、と言われました。

でも、この無謀な入試を受けたのは、テストの傾向や難易度をみたかったからというのが、実は一番の理由でした。
来る前にはなんの情報も得られなかったので、こうするしかありません。中学生の入試問題は、結論から言わせていただきますと、日本の大学入試レベルでした。
入試は、英語と数学。数学の問題自体は、日本のほうがレベルが上のようで、計算問題などは簡単だったようです。辞書の持ち込みは禁止ですが、電卓はアリなんです。KUMONに通っていたうちのこは、計算器いらないんですけど、、、ただし、文章題は英文なので、数学の英単語や言い回しに慣れておく必要があります。たとえば、四捨五入ってなんていうの?とか、奇数偶数って、英語でなんていうの?これらは、こちらでは、1年生のレベルです。

対策として、中学生も、小学1年生から6年生までの算数の問題集をすることにしました。数学の問題集の英文を理解するだけでも、かなりの英語力が身につきます。もちろん、現在、過去、進行形、完了形、受動態、関係詞、全て学ぶことができます。

数をこなしていくうちに、子供達は辞書を片手に単語を覚え、文法については感覚で身につけていきました。
2ヶ月後には、読んで理解できるようになっていました。

英語のテストに関しては、大学入試レベルです。

しかし、日本の英語の試験のような、熟語を選択肢から選ぶとか、発音やアクセントを選択肢から選ぶといったような、点取り問題がなくて、全て長文読解の問題。そして長い長文が3つもあります。さらに、設問に対する答えを50文字以内で説明しなさい。といったような作文力も試されます。

うちの子たちが始めて入学試験を受けたときは、白紙でだしたそうです。選択肢問題がなく、すべて英作文で答える問題。答える形式というのは、日本の大学より上かもしれません。

この入学試験の内容にうちの子たちは驚き顔色蒼白になってしまいましたが、日本の学校を辞めてきてしまったのでもう後にはひけません。しかも、父親にすごい課題をかっせられてしまいました。

3ヶ月以内に入学でき無かったら、強制送還!

つづきは、また!